神峯山一山 御朱印めぐり

北摂の山の総称とされる「神峯山( かぶさん)」。
古来より神仏の住まう霊場として修験道の修行の地でありました。
この地に位置する安岡寺・神峯山寺・大門寺・本山寺が 「神峯山一山( かぶさんいっさん)」の寺院として現在も残っています。
2025 年は神峯山一山復興の年として、 11 月1 日~30 日の期間[ 神峯山一山復興記念 御朱印めぐり] を行う運びとなりました。
期間限定の御朱印と千社札に加え、秘仏公開や重要文化財の仏像の特別公開なども行います。
ぜひこの機会に古の神峯山に思いを馳せてください。

御朱印めぐり冊子を持って
御朱印と千社札を集めよう

11/1(土)~30(日) 限定授与販売

寺院紹介ページに、御朱印と千手札を貼付できる限定冊子。
各寺院にてお求めいただけます。四ヶ寺巡って“神峯山めぐり満願”を目指してください。

安岡寺般若院

寺伝によれば、桓武天皇の兄で光仁(こうにん)天皇の子である 開成皇子が775年(宝亀6年)に創建したと伝えられています。
安岡寺の本尊は、秘仏で如意輪観音菩薩。
開成皇子の弟子であった開智(かいち)が一字一石の大般若経を書写し、 本堂の背後の丘に埋め安置したことから、 般若院と呼ばれるようになったと言われています。
安岡寺の境内は、神峯山の南に位置しており 江戸時代末期までは生駒山から大阪市内まで一望できたようです。
住所:高槻市浦堂本町41-1
TEL:072-687-0727 拝観時間:9:00~17:00
アクセス:JR 高槻駅北口から市営バス[ 上の口]行き
    「浦堂」下車、徒歩約15 分
駐車場:あり
所在地(Google mapが開きます)

安岡寺住職
南谷 和聖
本堂の如意輪観音様を約50年ぶりに御開帳いたします。
また、土日祝のみ御開帳しております重要文化 財の千手観音様も毎日拝観可能ですので、 是非この機会にご覧ください。
※本堂内はご自由にお入りいただけます。
単眼鏡等お持ちいただくとこ本尊様が見やすいかと思います。
令和7年11月1日~11月30日9:00~17:00まで拝観可。

神峯山寺宝塔院

697年、修験道の開祖と伝わる役小角により開山。 1300年以上鎮座する天台宗の古刹。
日本で最初に毘沙門天が安置された霊場として、 本尊には3体の毘沙門天が祀られています。
長岡京•平安京遷都を命じた桓武天皇の実父にあたる 光仁天皇の勅願所であり、明治政府の要人として活躍した 有栖川宮織仁(たかひと)親王・熾仁(たるひと)親王をはじめとする 有栖川宮家の祈願所であるなど、神峯山寺は中興時から 皇族と深い繋がりを持っています。
住所:大阪府高槻市原3301-1 TEL:072-688-0788 拝観時間:9:00~17:00
アクセス:JR高槻駅北口から市営バス〈原大橋〉行き
     「神峰山口」下車徒歩約20分
駐車場:あり(駐車場より山門まで徒歩約4分)
※11/15~入山時に環境保全費400円が必要
所在地(Google mapが開きます)

神峯山寺住職
近藤 孝道
毎月18日の「観音会」の時間のみ 開堂している神峯山寺の観音堂。
2025年11月は毎日9:00~16:00まで 正面扉を開けております。
ぜひお立ち寄りご参拝ください。
※堂内にお上がりいただくことはできません。
ご了承ください。

大門寺金剛院

神峯山大門寺金剛院はもと「青龍寺」と号し、 現在は真言宗御室派に属します。宝亀二年、開成皇子が開碁され、 その後、弘法大師空海がこの地に訪れ、安居九旬に及び、 金剛・蔵王の二像を刻み、当寺の守護をしたこ伝えられています。
寺伝によると貞観年中には多くの諸堂が甍を並べ、 隆盛を極めたといわれます。
その壮大な伽藍も建久の地震や元弘の兵火の為、荒廃に帰しました。
その後、江戸初期に、中興開山快我上人によって再建され、 現在もまた令和の大改修整備工事を行っています。
住所:大阪府茨木市大門寺
TEL:072-649-2027 拝観時間:9:00~17:00
アクセス:阪急京都線「茨木市」駅から阪急バス「大門北」下車徒歩約5分
    名神「茨木IC」よリ約15分新名神「茨木千提寺IC」より約6分
駐車場:あり(駐車場よリ山門まで徒歩約4分) 所在地(Google mapが開きます)

大門寺住職
添野 大真
四季折々色んな風景やお花が楽しめます。
まだまだ整備中ですが、是非街参拝下さい。
本堂の中には入れませんが、 整備が一段落すれば、 秘仏の本尊様と共に公開を予定しております。
※今期間での公開はございません。
 ご了承ください。

本山寺霊雲院

寺伝によると、役小角が葛城山で修行中北西に紫雲のたなびくのを見て 霊験を感じ、自ら毘沙門天像を彫り、堂を建て修験の道場として 開山したのが始まり。その後、光仁天皇の子・開成皇子が 諸堂宇を建立し本格的な仏教寺院として創建。
戦国時代には、松永久秀がこの寺で立身出世を祈願し、 その後望みがかなったことから久秀の生誕地ともされる 五百住(よすみ)にある所領の良田を寄進しているほか、 芥川山城より畿内に権勢を奮っていた三好長慶や、 キリシタン大名としても知られる高山友照・右近父子らが 寺領の安堵状を出しています。天正10年山崎の合戦にて兵火に罹り 焼失したが、慶長8年豊臣秀頼が鐘楼や中の門などを再建。
江戸時代には高槻藩主・永井氏や皇室などの崇敬を受け、 五代将軍徳川綱吉の生母・桂昌院が建物の大改修を行いました。
住所:大阪府高槻市大字原3298
TEL:072-687-9921 拝観時間:9:00~16:00
アクセス: JR高槻駅北口から市営バス〈原大橋〉行き「神峰山口」下車、
約5キロメートル
駐車場:あり(駐車場より山門まで徒歩20分) 所在地(Google mapが開きます)

聖観音菩薩立像(重要文化財)
平安時代[10~11世紀]像高60.3cm
昭和25年国の重要文化財に指定され、
奈良国立博物館で寄託・展示されていた聖観音様が、 75年ぶりに本寺へ帰ってきます。
土日祝日限定で公開いたします。
この機会に是非お近くでご覧ください。

本山寺住職 百済多聞
※冊子を持参の方限定で土日祝のみ公開拝観 ご希望の方は寺務所にてお申し出下さい。
※文化財の公開について等、詳細は各寺院へ直接お問合せください。


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