11月23日(土・祝)「秋の大祭2019」参列者受付中

2019/11/06

11月23日(土・祝)の「秋の大祭2019」まで20日を切りました。
続々とお申し込みをいただき、ありがとうございます。

今年はご本尊兜跋毘沙門天のご開帳に加え、天皇陛下御即位を奉祝、新しい時代の幕開けを記念し、12年かけて行う「神峯山寺十二尊仏結縁祈願法要」を令和元年より執行します。第一尊は阿弥陀如来とのご縁を結んでいただきます。
さらに、平成21年比叡山で最も厳しい修行の一つである十二年籠山行を戦後7人目として満行を果たされ、現在は延暦寺一山円龍院住職 宮本祖豊師にお越しいただき、特別加持も執り行われます。

宮本師が満行された十二年籠山行とは、伝教大師最澄にお仕えする十二年籠山比丘”侍真”として、比叡山浄土院で行う修行です。
その名の通り、行の間は病気になっても、たとえ親が亡くなったとしても山を下りることが許さず、外部からの情報は一切遮断された中で孤独に耐えながら行う大変厳しい修行です。

その十二年籠山行に入るためには、まず、一日三千回の礼拝(五体投地)をする好相行とい仏・菩薩のお姿を感得するするための修行を慢じなければなりません。
宮本師はこの好相行を足掛け三年かけ、精神的にも肉体的にも限界まで及んだ状態で阿弥陀様を感得されました。五体投地の回数は百数十万回にも及んだそうです。

十二年籠山行についてネットで調べても詳しい情報は出てこないので、ご存知ない方も多いかと思いますが、宮本師が十二年籠山行を終えて書かれた著書『覚悟の力』に、ご自身の壮絶な修行の様子と達成されたからこそ説得力あるお言葉を記されています。

宮本師は、自身の修行を通して得たことを直接伝えたいという思いから、新入社員や学生の研修を指導されており、神峯山寺で行われている企業新人研修のご指導もいただいていました。
今回、約5年ぶりに「秋の大祭2019」のために神峯山寺に来山され、特別祈願をしてくださる大変貴重な機会です(※)。

著書の一節に『何年先を見ようとすれば、おそらく続かないと思います。それゆえ、今日一日、今一瞬を見つめ、これをどうやって生きるかがすべてなのです。』という言葉がありました。
先の事を考えると不安になってしまう忙しない世の中です。だからこそ今回ご参列された方が神峯山寺にいる間、ご自身と向き合うことがでるような「秋の大祭2019」にしたいと考えております。
きっと「秋の大祭2019」は神峯山寺にとっても新たな歴史のスタートとなることでしょう。

11月23日は紅葉も見頃を迎えている時期です。
現在、申し込み受付中ですが、定員になり次第受付終了となります。
参列ご希望の方はお早めにお申し込みください。

 

※宮本祖豊師の特別加持は「秋の大祭2019」に参列者でご希望される方のみ当日申し込みいただけます。別途、お布施をお納めください。

 

お申し込み詳細は「秋の大祭2019」特設ページへ

↓   ↓   ↓

https://kabusan.or.jp/akinotaisai2019

 

 

 


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