毎月8日は毘沙門会。
神峯山寺の毘沙門天は本堂に横ではなく、縦に三体、お祀りしています。ご本尊三体を前に本日8日13:00〜、毘沙門会が行われました。
手前から、内陣に祀られています毘沙門天は家庭円満、子宝子授、病気平癒と昔より在家の神様として信仰されてきました。12年に一度、寅の年にご開帳いたします。
真中の中内陣に祀られています双身毘沙門天は僧侶が自身の修行のため、ご本尊として祈る仏様です。非常に力が強く、修行僧のみ拝むことができる秘仏です。
一番奥の内内陣に祀られています兜跋毘沙門天は国を護る神として武将より手厚く信仰されてきました。また兜跋(とばつ)とはチベットの、という意味でもあります。古来よりチベットでは在家の神様として信仰されてきました。家庭円満を成就するには国家安泰でなければなりません。兜跋毘沙門天が在家の神様であり、国を護る神様として信仰されてきた由来であります。兜跋毘沙門天の年に一度のご開帳の日が近づいてまいりました。
11月22日、23日の両日、『神峯山寺・秋の大祭』を開催いたいます。