平成28年新年の住職の挨拶

2016/01/01

新年あけましておめでとうございます。
昨年2015年、世界中で内戦、テロ, 戦争・・・ 多くの命が失われました。
今年2016年は一人でも多くの人々の命が救われる一年にしなければなりません。
命の奪い合い、それは貧困、社会的格差、差別、慢心、エゴ、おごり、妬み、恨み そして孤独・・・それら私たちの心に住まう暗闇の世界、悪魔、煩悩から起こります。
一人でも多くの命を護るため、自分は何ができるかを自らに問ってみませんか?
神峯山寺は、今年は「家族の絆を護る」こと、その手助けをさせていただきたいとおもっています。家族はすべての幸せの基本。家族が仲良く、家族のみんなが互いに寄り添っている家庭、そんな家庭には幸せがあることを、私はいままで観させていただきました。 家族の愛、家族の絆が私たちに幸せを、他人を思いやる心を、孤独からの解放を、人の命の尊さを、命を護ることに導いてくれるのです。 それは平和をもたらす一歩、長い道のりですが、確実な一歩でもあります。
私共神峯山寺ができることはほんの些細なことです。
しかし、一つの家族でも、その絆を護ることができればいい、と思っています。 それがみなさんと共にいるお寺の役目ですから。
幸せ多い一年になりますよう、心から祈っています。

神峯山寺 住職 近藤真道
神峯山寺 職員一同。

*神峯山寺でお宮参りをされた黒松様ご一家、本日、お正月のお参りにこられました。

TZivP

 

 


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